スポーツ選手のキャリア支援活動について
当法人では、スポーツ選手のキャリアトランジションに関わる支援活動を行っております。
昨年の法人設立時には「グリーフケアとJリーグ選手のセカンドキャリア問題について」というテーマで、3名の理事による設立記念鼎談を行いました。
(詳しくはhttp://www.griefcare.or.jp/topics/discussions/)
選手の中には、引退を迎え、一歩先に踏み出せないような方もいます。また、本質的に自分に向き合いながら「選手」というアイデンティティーの喪失を乗り越えられるかどうかは、表層的には見えづらいことが多いです。キャリアの世界では「キャリアトランジションを乗り越えているかどうか」という表現をしますが、グリーフケアの用語に置き換えると「喪失をきちんと乗り越えられているかどうか」という表現になります。私たちは、選手がキャリアのトランジションを乗り越えることに寄り添い、支援をしています。
また、キャリアを引退後のセカンドキャリアだけと捉えるのではなく、現役時代から、様々な世界と接点をもち、自身の能力を高めることが、競技にも活き、結果として、引退後のキャリアにも活きてくるものだと考えています。スポーツで育った選手が、競技者として、さらに引退後は指導者、またはビジネスマンとして強く生き、社会で活躍するようなサイクルを目指しています。
スポーツ選手のビジネス界への転職の場合は、株式会社山愛「アスリートキャリアパートナー」による人材紹介を行い、スポーツ選手を社会へ輩出する事業を行っています。
(アスリートキャリアパートナー http://www.athlete-career-partner.jp/)
◆スポーツ選手のキャリア支援に関するお問い合わせ先
株式会社 山愛 キャリアサポート事業部 03-3816-4065
事業部長 神田義輝
早稲田大学卒業。㈱リクルートエージェント(現リクルートキャリア)に入社後、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)にて、選手のキャリアデザイン・社会人研修や再就職支援業務に従事。独立後、オリンピック委員会(JOC)や各種スポーツ団体とタイアップし、選手、指導者に対するキャリアデザイン支援プロジェクトに参画。
現在、(株)山愛にて、事業責任者としてアスリートのキャリア支援事業を行っている。
一般社団法人グリーフケアパートナー事業部長。